うちの息子はもうすぐ1歳。この一年はほんとうに密度の濃い毎日でした。親も親になって1年、お疲れさまでしたと自分に言いたいですね。
昔は1歳まで生きられたらひと安心という感覚でしたが、今でも元気で大きくなってくれたという、うれしい気持ちは同じですね。そんな記念すべき1歳の誕生日は、イベント満載で楽しくお祝いしてあげましょう!
1歳の誕生日のお祝いには定番の一升餅
一升餅は、もち米一升で作る餅なので1.8キロにもなります。地域によっては、歩くようになってから行うところもあるようですが、一般的には1歳の誕生日のセレモニーとして行っているところが多いようです。なぜ一升餅かというと、一生(一升)食べ物(お餅)に困らないように、という願いが込められているそうです。
風呂敷に一升餅を包んで背負わせたり、今はリュックの中に一升餅を入れてしょわせるケースも多いようです。リュックはこのときだけでなく、そのあともオムツやお菓子を入れて、お出かけのときにこどもにしょわせることもでき便利です。1歳の誕生日プレゼントにリュックというのもいいですね。
それにしても1,8キロって・・・
1歳になったばかりの子に、そんな重いものを背負わせるなんて、ちょっと不安です。誕生日までに歩けるとも限らないし・・・でも歩けなくてもいいんです。
一升餅を背負ってはいはいをしようとするのか、それともあまりの重さで大泣きするのか、こどもの性格が垣間見えておもしろいですよ。そんな気持ちで見守っていればいいんです。1年前は生まれたてのふにふに赤ちゃんだったわが子が、重いお餅と格闘している姿は1歳でしか見ることができませんよ。
今は自分の意思で移動できたり、ごはんを食べたりとちょっと得意気な顔を見せることもあります。そんなこども心にも、世の中にはまだこんな試練があるんだ。と感じるかもしれませんね。
のちのち1歳の誕生日の話になったとき、楽しい思い出話になります。1歳の誕生日でしかやらないイベントなので、やっておいたほうが思い出になっていいですよ。
1歳の誕生日のお祝いの選び取りって?
1歳の誕生日のイベントとして、選び取りというものがあります。これはこどもの将来の職業や才能を占う記念の行事です。
複数の品の中からこどもが最初に手にとったものが何なのかで判断するのですが、相手が予測不能の1歳児なので、これが意外と大盛り上がりするんです。
地域によって品物はさまざまですが、一般的なものは「筆(鉛筆・クレヨン)」と「そろばん(電卓)」と「お金」です。
「筆」・・・芸術家や文筆家(ライター)の才能
「そろばん」・・・計算が得意、商売人の才能
「お金」・・・お金に困らない、将来は裕福
あとは家にあるものでオリジナリティを出していくと楽しくなります。両親の職業のアイテムや趣味のものなど盛り込むと、相手のものには負けたくないとお互い必死になっておもしろいですよ。
たとえば、
「体温計」・・・医療関係者
「ヘルメット」・・・ガテン系
「辞書・図鑑」・・・学者
「おたま・スプーン」・・・料理が得意
「ボールやくつ」・・・運動神経が良い、スポーツ選手
「はさみ」・・・手先が器用(怪我しないように赤ちゃん用はさみなどを使うといいですね)
「テレビのリモコン」・・・機械系が得意
「楽器・CD」・・・音楽関係
「髪留めや化粧品(ビューラーなど)」・・・美容関係
うちは両親とも大のお酒好きなので、「缶ビール」も用意する予定です。将来は酒飲みだ~!!と盛り上がりそうです。
などなど、なんでも並べてやってみると楽しいです。取る瞬間を動画で撮ったり、手に取ったものを持たせて、写真撮影し記録に残しておきたいですね。
1歳の誕生日には写真をいっぱい撮ろう
1歳の誕生日は特別です。イベントもたくさんあって、シャッターチャンスが目白押し。カメラマンは大忙しです。1歳とはいえどカメラ慣れしているので、親がカメラを構えて「○○ちゃん、にこーってして」というと笑ってくれたりします。
食べるのに夢中な姿もかわいいし、泣いている表情もかわいいし、わが子は本当にかわいいですよね。ぜひ思い出に残しましょう。それから、部屋の飾りつけや1歳のバースデーケーキなど自分ががんばったところは写真にしっかり収めましょう♪
ほかにも、写真館で家族写真を撮るのも記念に残ります。毎年同じ立ち位置で撮っておくと家族の歴史が一目瞭然。成長するこどもと年をとっていく親・・・ただ、親子ともども緊張してしまうというデメリットがありますね。値段もそれなりですし。
そういったことから、自宅でのスナップ写真は、自然体の家族風景を写すことができますよ。
まとめ
1歳の誕生日といっても、まだ子どもには理解できないでしょう。だから親の自己満足でいいんです。親が楽しんでいれば、その気持ちは子どもにも伝わりますよ。そして大きくなってアルバムを見たときに、こんなお祝いをしてくれたんだと何かを感じてくれれば十分です。
「なんだか重いもの背負わされたり、みんなに笑われたりしたけど、美味しいもの食べてあったかい雰囲気で楽しい一日だったな♪」って、わが子が感じてくれるだろうと妄想するだけでがんばれそうです!