読書感想文の書き方 中学生の場合の題名のつけ方や書き出し 構成も
読書感想文、終わりましたか?大変ですよね~~本は読み終わったものの、原稿用紙に向かっても手がまるで動かないってことなんて誰にでもあることですよ。感想を持つのは簡単でも、それを文章にしていくのは難しいですよね。何かとっかかりがあるといいのですが・・
ということで、ここでは題名のつけ方、書き出し方、構成のヒントを紹介しますね。
読書感想文の書き方 中学生の題名のつけ方は?
「さあ読書感想文を書くぞ」と勢いづいていても、題名のところで手を止めているようではまだまだです。
題名というのは、感想文を書き終わった後に考えるものです。一番のキーワードになってる言葉やその本の中でインパクトのあった言葉などを使ってつけるといいですよ。最初に考えるものではないのです。
読書感想文の題名って、だいたい「○○を読んで」というようになりがちですが、これでは少し物足りないなってときに工夫してみてください。最終的な結論や感想文の内容をまとめたような題名にするといいですよ。例を挙げてみますね。
【例】
・「本の題名」、私はこう考える
・「本の題名」今、私たちにできること
・真の友情とは
・私にとっての○○(テーマ)
・○○(主人公)と出会って
読書感想文の書き方 中学生の書き出しは?
文章の書き出し方にはいろんなパターンがありますが、簡単に書けそうなものをあげてみます。
○その本との出会いを書く
「課題図書になっていたので、この本を選んでみた。」
「すてきな装丁に思わず手が伸びた。」
○その本を読んだきっかけや動機を書く
「私はこの題名に強く惹かれて読んでみた。」
「この本の題名を見て~な話だろうか?との思いで一気に読んでしまった。」
「課題図書なので仕方なく手にとったが、1ページ目で引き込まれてしまった。」
「友人がいい本だと言っていたので気になっていた。確かに素晴らしい作品だった。」
○読んだ感想を大げさに表現して書く
「私はとても驚いた。」
「私は読み終わってしばらく何も考えられなかった。」
○最初に抱いた本のイメージを書く
「私ははじめこういう内容だと思っていたが、それだけではなかった。」
「タイトルからは思いもつかないような感動に包まれた。」
読書感想文の書き方 中学生の構成は?
少しむずかしいことかもしれませんが、読書感想文というのは何かテーマを選んで、それについて自分の思うところを書くことです。本はテーマについて自分の意見を述べるきっかけなんです。
読書感想文が苦手な人は、テーマ選びがうまくいってないのでは・・
ここで書きやすいテーマを教えますね。それは「家族、友情、いのち」です。
では実際本を読んでみましょう。・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
読み終わりましたか?
いよいよ感想文を書いていきます。まず・・
1、印象に残った部分(セリフや表現など)を抜き出して、自分の考えを書く。
最初に読んだときの印象が大切。何度も読むと印象が薄れます。
2、作品を読んで思い浮かぶ自分の体験を書く。
自分と似ているところを探してみる。
3、主人公が大切にしているものやこだわっていることを、自分なりに考えてみる。
4、作品を読む前と後では自分がどう変わったか、プラスになったのかマイナスになったのかを書く。
5、これからどうしたいか、自分の将来を見つめて思うことを書いて締めくくる。
簡単にいうと
出だし「印象に残ったことと自分のコメント」
本文1「自分の体験」
本文2「作品の解釈」
終わり「心の変化や成長」
そして最後に題名をつけますよ。
まとめ
いかがでしたか、原稿用紙は埋まりそうですか?がんばっておもしろい読書感想文を書いてみてくださいね。