家のリフォーム 職人さんへのお茶だしをやってみた
家の外観がかなり傷んできたため、外壁の塗装と屋根の塗装、壁紙の張り替えなど簡単なリフォームをすることになったわが家。間取りを変えたりとかはしない簡単リフォームだとはいえ、足場組みから完成までは4週間かかるらしいのです。
そして、いよいよ始まることになったのですが、ふと疑問がわいてきました。そういえば、ひと昔前は当たり前だった「お茶だし」事情、今ってどうなっているのでしょうか?
家のリフォーム お茶だしはどうする?
ひと昔前は職人さんに、10時と3時にお茶を出す習慣が、当たり前のようにありました。そればかりか縁側でお茶を勧めながら、いっしょに世間話などもしていたようです。
え~~~そんなことをしないといけないの??? わたしにはムリ!ムリ!ムリ!!
だってわたしは人見知りなんだもの、職人さんと語り合うなんてゼ~~~ッタイにできません!!縁側だってないし・・・
それに今って女の人も働いている時代でしょ。お茶だしできる人ばかりではないですよね。やらなくてもいいですよね~~誰かいいって言ってーーー
しか~し、わたしはほとんど一日中家にいる専業主婦。息を殺していないふりしてるのも辛すぎます。
・・・ということで、自分にできる範囲でゆるーーく「お茶だし」なるものをやってみることにしたのです。
家のリフォーム お茶だしで喜ばれたことは?
お茶の休憩は、だいたい10時と3時ですが、職人さんたちは仕事が一段落するまでは休みません。最初のころは職人さんの動きを見て、休憩しそうになったら、冷蔵庫から飲み物を出して持って行っていました。
・・・が、このやり方だと時間が近づくにつれ、そわそわして何も手につかなくなるというデメリットがあるのです。1日2回約1か月、そんなことしてたらこっちの神経がもちそうにありません。なのでやり方を変えてみました。
お茶の時間になったら、クーラーボックスに飲み物とお茶菓子を入れて持って行き、休憩場所に置いておくことにしました。そして声をかけておけば、仕事に合わせて自由に休んでもらえます。こちらも「まだかな、まだかな・・」と見張っていなくてすむのです。
この方法にしてから、お茶だしのプレッシャーが、かなり少なくなりました。出かける用事があるときも、この方法ならあらかじめ出していけるのでいいですよ。
ではどんなものを用意したのか、次の章で紹介しますね。
家のリフォーム お茶だしで喜ばれたものは?
お茶だしといっても、何を出せばいいのかわからず悩みました。昔なら「急須でお茶」が一般的なんでしょうけど。でも今は夏、熱いお茶は避けるとして、冷たい麦茶でいいのかな??そこで考えたのが、缶やペットボトルの飲み物。それらを箱で買ってきました。
●500mlのペットボトルのスポーツ飲料
●280mlの缶入りコーラ、サイダー
●200mlの缶入りコーヒー
これらを組み合わせて、一人2本を目安に出しました(お茶は必ず一人1本)。
お茶菓子は、クッキーやカステラ、ドーナツ、あられ、せんべい、カリカリ梅など個包装になっているもの。それから、一口サイズのこんにゃくゼリー(蒟蒻〇)を凍らせたものは大人気でした。
そしてたま~~に、3時の休憩にアイスを持って行ったら、とても喜んでくれました。暑い時のアイスは格別ですよね。
人って不思議です。相手が喜んでくれると、こちらもうれしくなってきます。あんなに嫌だったはずのお茶だしなのに、明日は何を出してあげようかな、なんて考えるのが楽しく感じるようになってしまったのです。
そうなったころリフォーム工事は無事に終了しました。
まとめ
お茶だし・・・あってもなくても、こっちが考えるほど職人さんは気にとめることはないと思います。が、やってみると案外気持ちがいいものです。職人さんは体力勝負、休憩時の甘いものとお茶で、気分よく仕事に取り組んでもらえたら、うれしいですよね。