3か月の赤ちゃんの読み聞かせ どんな姿勢で?おすすめの本は?
わたしは、小さい頃から母に本をたくさん読んでもらっていたおかげか、今でも絵本や本が大好きです。今度生まれてきた赤ちゃんにも、絵本を好きになってもらいたいな・・と思っています。
でも、小さいうちは本の内容は理解できないから、早いうちから読み聞かせしても意味のないことなのでしょうか。早く絵本を読んで、楽しさを知ってほしいママには、読み聞かせするのが待ち遠しいですよね。いったいいつから始めるのがベストなのでしょうか。
3か月の赤ちゃんに読み聞かせは早すぎる?
早すぎるということはありませんよ。赤ちゃんが、お腹の中にいる頃から音楽を聞かせたり、絵本を読んであげたりしていたのではないでしょうか・・・その頃から赤ちゃんは、ちゃんとママの声を聞いています。本の内容がどうのこうのよりも、まずはママの声を聞かせてあげることが大事なのです。
なので、読み聞かせが”早すぎる”なんてありません。
絵本を開いて見せたとき、赤ちゃんの目はしっかり絵を見てますよ。今、あまり反応がないからってあきらめず、たくさん読み聞かせしてあげるといいですね。
ただ、まだ小さいので集中力もあまりありません。少しぐずってきたら途中でも終わりにしちゃいましょう。
赤ちゃんに読み聞かせするときの姿勢は?
赤ちゃんはママの声を聞きながらママに触れているとさらに安心します。なので、抱っこをしておすわりの姿勢で読み聞かせするのがいちばんです。本はちゃんと座って読むものというのも自然に覚えさせるためにも、ぜひ。
赤ちゃんの読み聞かせにおすすめの本は?
読み聞かせもテンポやリズムをつけると赤ちゃんの耳にも残りやすいでしょう。それなら、一文が長いものより短めのものの方が、誰でもテンポよく読めます。また、本に擬音や会話が多いとリズム感がでますよ。
たとえば、
福音館書店の
「あーんあんの絵本(作・絵 せな けいこ)」
「いやだいやだの絵本(作・絵 せな けいこ)」
一文が短いので読みやすいです。また、いろんな動物もでてきたり、ちょっぴりこわいものもあるので、本の内容が分かるようになってからでも楽しめます。
❤「あーんあん」
保育園に行くのはいいけれど、かあさんと離れたくなくて泣いてしまいます。すると涙の中を泳ぐ魚になって・・・というおはなし。
❤「ねないこだれだ」
夜遅くまで起きているとおばけがやってきて、おばけにされておばけの世界へ連れて行かれる・・・というおはなし。
❤「にんじん」
にんじんのすきなこだ~れ?で始まるおはなし。うまさんやきりんさんやおさるさんなど動物がたくさん出てきます。
そのほかにもいろんな話があってとってもおもしろいですよ!
❤tupera tupera(ツペラ ツペラ)作の「ぼうしとったら」もおすすめ(しかけ絵本)。
ぼうしの中でそれぞれいろんなことが起こってます。ぼうしのところが上にめくれるようになっていて、7ヶ月くらいになると、自分で器用にめくるようになりますよ!
そのほかのおすすめ
●「こぐまちゃんシリーズ」(わかやまけん/こぐま社)
●「おつきさまこんばんは」(林明子/福音館書店)
●「いないいないばあ」(松谷みよ子/童心社)
●「りんご ころころ」(松谷みよ子/童心社)
●「きんぎょがにげた」(五味太郎/福音館書店)
まとめ
読み聞かせも遊びのひとつです。少しずつでいいのでちょっと時間ができた時に一日何度も読んであげてください。同じ本を何度も何度も読んだほうがいいですよ。
途中でママは飽きてしまうかもしれませんが、赤ちゃんは飽きません。毎回新鮮な気持ちで聞いているので、ママは演技力に磨きをかけてください!そのうち、赤ちゃんは絵本が楽しいことと認識してきます。すると「にこ~」って笑ったり、指をさして「あーうー」としゃべってくれるようになりますよ。