敬老の日 孫がまだ赤ちゃんでもなにかするの?手形とかどうかな?
こどもが生まれて初めて迎える敬老の日。まだこどもが赤ちゃんなので、本人がおじいちゃんおばあちゃんに「いつもありがとう」ということも、なにかプレゼントすることもできません。
こういう場合、赤ちゃんに代わって、なにかしてあげたほうがいいのでしょうか。でも、おじいちゃんおばあちゃん扱いされて気を悪くしないか心配です。自分の両親はともかく、旦那さんのご両親になにかするとしたら、何がいちばん差し障りなく喜んでもらえるのでしょう。
敬老の日 孫が赤ちゃんでもなにかするの?
たしかに孫が生まれたので、両親はおじいちゃんおばあちゃんの立場になりました。しかし、おじいちゃんおばあちゃん扱いすると傷ついてしまうような、心身ともに若さを保っているかたがたくさんいます。そう、今の60代、70代はまだまだ若いです。
そんな両親に、孫本人からではなく、お嫁さんからなにかしてもらっても、正直喜ぶかは微妙なところです。もしかすると、「あなたからおじいちゃんおばあちゃんと呼ばれる筋合いはない」と、気分を害されてしまう可能性もあります。
なので敬老の日は、赤ちゃんが大きくなるのを待ちましょう。そして、自ら手紙を書いたり、幼稚園や学校で工作したものをプレゼントできるようになるまで、なにもしなくていいのでは・・今はまだ父の日と母の日に、感謝の気持ちをこめてプレゼントを贈るだけで十分です。
そしてこどもが元気に成長して、「おじいちゃん、おばあちゃんいつもありがとう」ときた日には、それこそ涙を流して、その成長ぶりを喜んでくれることでしょう。家族みんなの元気な姿、それが一番うれしいのです。
敬老の日 赤ちゃんの手形はどう?
それでも、何かしないと自分の気がすまないとか、両親のほうが何かを期待していそう、というのであれば、「孫から」ということが伝わるようなプレゼントがいいですね。
たとえば手形や足形。赤ちゃんの手か足に絵の具を塗って、手形か足形をとったメッセージカードなど、赤ちゃん時代のいい思い出になります。スナップ写真などをいっしょに添えたら、もう立派な贈り物です。きっと喜んでくれますよ。
そうそう、足形に比べ手形をとるのって、と~っても難しいです。手を開いてくれないし、動くし・・・
ほかにも、赤ちゃんの成長がわかるようなミニアルバムとか、おじいちゃんやおばあちゃんといっしょの写真を写真立てに入れて贈るとか・・・
いずれにしても注意したいのが、一度始めたら毎年やらなくてはいけなくなってしまうことです。気合を入れすぎず、心をこめたもので十分ですよ。
まとめ
敬老の日とは、お年寄りを敬う日です。祝う日ではありません。赤ちゃんが大きくなって、自分で敬老の日とはどういう日なのかわかって、気持ちを伝えられるようになってからでいいんです。
何もできなかった赤ちゃんだったのに、大きくなってその子の口から「いつもありがとう」と言ってもらえる、その成長を見られることが、おじいちゃんおばあちゃんにはいちばん嬉しいはずです。
それまでは代わりになにかする必要はないのです。きっとおじいちゃんおばあちゃんも、孫がまだ赤ちゃんなのでちっとも期待していないと思いますよ。