化け地蔵を見るため憾満ヶ淵へ 心霊体験できるのか?

栃木県の日光市にある、隠れ家的観光スポット「憾満ヶ淵」に行ってきました。憾満ヶ淵(かんまんがふち)は、男体山から噴き出した溶岩によってできたといわれる小渓谷で、大谷川が荒々しく流れていて、周辺の緑との調和がとても美しい景勝地になっています。でも見どころは、それだけではないんですって。

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憾満ヶ淵(かんまんがふち)の行き方と駐車場の様子

憾満ヶ淵(かんまんがふち)は、「含満ガ淵(がんまんがふち)」ともよばれていて、どちらでも間違いではありません。その憾満ヶ淵にある化け地蔵とやらを見てみようと、車で日光へドライブGO!!

宇都宮インターから日光宇都宮道路に入って、日光料金所を出て国道120号を東照宮方面へ。東照宮を過ぎたらすぐにY字路を左折。ここから含満大谷橋へ向かう道は、住宅街でとても狭く、すれ違いができない場所もありました。車の運転があまり得意ではないので、ちょっと怖かったです。含満大谷橋を渡り少し行くと、憾満ヶ淵の駐車場がありました。ここに車を停めて散策開始です。

駐車場は無料でした。10台くらいおけそうなので、車で行っても大丈夫そうです。満車のときは、含満大谷橋を渡ってすぐの左側にも無料駐車場があります。ま、紅葉の時季など特別な時は無理でしょうけど、普段なんでもないときならば、たいてい停められそうです。

駐車場のそばには、トイレと小さな茶屋があるだけです。駐車場から憾満ヶ淵の入り口まで数百メートルぐらい歩きますが、散策路はよく整備されていて歩きやすかったです。東照宮近辺のにぎわいとは対照的に、人の姿が少なくとても静かでした。奥に江戸時代初期の傑僧、天海の弟子、晃海が創建した慈雲寺があるのですが、その山門をくぐると大谷川に沿って遊歩道がありました。

憾満ヶ淵の大谷川の流れに癒されたい

憾満ヶ淵は、男体山から噴出した溶岩によってできた、個性的な景色が広がっているところです。慈雲寺の山門まで行くと、川の音がごうごうと響いてきました。川が近づいてきたようです。山門をくぐると慈雲寺の本堂があり、右手に大谷川の清流が、白い水しぶきをあげて豪快に流れています。

溶岩が固まってできた川底によって、独特な流れを作っていて、ごうごうと音を立てて流れる様子は、まさにその昔、不動明王が現れたという話も納得できてしまうような光景でした。この日は、前日雨が降ったというのに、水はものすごく青く清らかでした。白い大きなうねりと淵だまりの青、そのコントラストがとてもきれいでした。水って青いんだな、と改めて思いましたよ。

川辺には釣り人が数人いました。イワナなどが釣れると話してくれました。川辺に下りることは出来ますが、足場が悪いので注意しないと危ないですね。川の流れはけっこう早いので、落ちたら怪我だけでは済まなそうです。

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いよいよ化け地蔵へ・・憾満ヶ淵って心霊スポットなの?

さて、更に奥に進んで行き、大谷川の流れを右手にみるころ、左手にはお地蔵さまがずら~~っとたくさん並んでいました。その光景はよく言えば神秘的、悪く言うと気味が悪く、何とも不思議な雰囲気に包まれとぃました。

わたしたちが訪れた時間は午前10時ごろですが、その時間でも、大木の緑に囲まれてうす暗く不気味な雰囲気でしたから、これが夕方から夜にかけてだったら、もっとうす気味悪いことでしょう。

このお地蔵さまの正式名称は、「並地蔵(ならびじぞう)」というのですが、お地蔵さまの数を数えると、行くときと帰るときが違う数だったり、一緒に行った人ともやっぱり違ったりすることから「化地蔵(ばけじぞう)」といわれているのです。

今は、皆おそろいの赤い帽子とよだれかけをしているので、帽子の数を数えていけばいいのですが、昔はそのままの姿だったから、風化で顔がなかったり、体もあるのかないのかわからないものもあったりして、数える基準が曖昧なため、その都度数が違ってしまったのでしょう。なかなか興味深いはなしです。

それでも、同じような景色に似たような姿のお地蔵さま、一瞬さっきも通ったような・・・っていう錯覚に陥りぞっとしましたよ。このようなことから心霊スポットと言われているのかもしれません。

ところで、このお地蔵さまたち、いったいどのくらいぐらいあるのでしょう。・・・・・・なんと74体あると言われています。本来は100体近い数のお地蔵さまがあったようですが、明治の大洪水で流されてしまったとのこと。慈眼大師天海の門弟たちが「過去万霊、自己菩提」のために彫り、寄進したものと言われています。

化け地蔵と言われる所以を確かめるため、絶対お地蔵様を数えてみようとはりきっていたのですが、万が一、数が合わなかったらいやだな、という気持ちがどんどん大きくなってきて、結局数えませんでした。それくらい不気味な空気が漂っていたのです。ビビりのわたしには、その気味悪さに耐えられませんでした。本当に情けないですねえ。

それに・・・まあ、これは言い訳ですが、お地蔵さまを数えながら歩くと、お地蔵さまのほうを見なくてはならず、反対側に見えるそれはそれは素晴らしい清流の景色を、じっくり堪能できなくなってしまいます。ちょっともったいないかな・・・と。

そうそう、数を数えようとしないで、ゆったりした気持ちでお地蔵さまを観察してみると、お地蔵さまのお顔が一体一体みんな違っていておもしろいですよ。見始めるといつまでも見ていたいという気になるから不思議です。思わずこちらも微笑んでしまうような、やさしいお顔が多く、だんだん落ち着いてくるのです。もしかしたら、自分にそっくりなお地蔵さまもいたかもしれませんね。

まとめ

憾満ヶ淵は、「化地蔵」「心霊」のイメージがつくほど、ミステリアスな空間だということを体験しました。日光東照宮などに比べるとマイナーですが、美しい「大谷川の流れ」と、独特な雰囲気のなかにある化け地蔵を見ることができて、「憾満ヶ淵」、大変印象に残るスポットでした。

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